浸水被害のあとしまつ…壁の穴をふさぎましょう
こんにちは。mazeです。
10月も終わりですね。朝晩は冷えるものの、つい最近まで日中は30℃くらいになる日が続いていたのでうっかりしていましたが、もう秋でした💦
湿度の高いテキサスの気候にも慣れて、家の中では半袖短パンが当たり前だったのに、さすがにここ数日は寒くて久しぶりに長袖のトレーナーを引っ張り出してきました。
あ。もうアラフォーとも言いづらくなってきたお年頃ですが「半袖短パン」上等です。この格好でお出かけするわけではないのでいいのですっ!!
さて。
浸水被害の話も遠い昔になりつつありますが、壁の穴の補修のことも書いておこうと思います。もしものとき(は、二度と来ないでほしい、、、)のためにも備忘録として。
「浸水被害のことが知りたいよ」と思ってくださった方は↓の投稿をご覧いただけると嬉しいです。
冷蔵庫を買い替えただけなのに…【浸水被害】
本当に大騒ぎだったんです。まさか壊れてしまった冷蔵庫を買い替えただけのことで、キッチンが浸水するとはまさに想定外。。。事件(?)発生から2か月がたってようやく補償額が確定したので、今回は冷蔵庫の搬入日に何が起こったのかを書いておこうと思います。
冷蔵庫配達時の損害補償交渉【浸水被害】
前回、コストコで注文した冷蔵庫を設置してもらうときに、水道管を壊されてしまったことで起こった浸水被害の話を書きました。その後、水道管や壁の修理などの費用を補償してもらうべく、しどろもどろの英語でなんとか交渉した結果、先日、補償額が支払われました。今回はそのご報告です。
くずれたままの壁の穴の補修
冷蔵庫を買い替えて、その設置をしてもらっている最中に水道管を破壊されるというアクシデントに見舞われたわけですが。
水道修理屋さん(Plumber)は水道管をきれいに修理してくれましたが、水道管を修理するために崩した壁はそのまま放置。噴き出した水で壁の中まで水浸しだったので、乾燥させるために数週間はこのままにしておいた方がいいともいわれていました。
確かにそうですよね。湿気たままじゃカビの温床になってしまう。
壁の中が乾燥するのを待っている間に、損害補償交渉も進んでいました。担当してくれた方に言われたのが、補償が必要なものは書面での見積りが必要ということ。
手元にはすでに↓の領収書がありました。
- 水道管の修理費
- ホテル宿泊費(1泊分)
…水道管の壊れた部分は新しい管を付け替える必要がありました。その手配を待つ間、水の元栓を閉めておく必要があって、仕方なくホテルに宿泊することに。幸い、翌日には新しい管を入手できたので1泊のみでしたが、この宿泊代も補償対象になりました。
でも、開いたままの壁の穴はふさがなきゃならないし、水浸しになった壁の中がどうなっているかもわからなくて不安。浸水の影響があとになって出てきたなんてことになっては大変だから、ここはしっかり調べておきたい。
というわけで、業者さんを探すところから壁の補修が完了するまでの簡単なタイムラインがこちら↓
業者さんを探して連絡
まずは、浸水後のもろもろに対応してくれそうな業者さんを探すことにしました。こんなときは Yelp で。「water damage」で検索して上位に表示、かつ評判がいいところを選びました。ありがたいことにサイトに問い合わせフォームがあったので、お願いしたい内容をコメント欄に入力して送信。
その15分後に電話がかかってきました。
- 住所
- 電話番号
- 作業依頼内容
を確認されたあと、無料見積りをしてもらう日程を翌日2pmに設定しました。
無料見積り&壁の補修 初日
朝電話があって、他でキャンセルがあったとのこと。2pmの予約を11amに変更してくれることになりました。
11:10am 頃にお兄さん二人組がやってきて浸水したキッチンやガレージを10分くらいで確認して終了。なにも問題がないことが分かったので、お支払いもなし(よかったのかな💦)。
てきぱき働くお兄さんたちが嵐のように去っていったと思ったら、その10分後に依頼した会社から再度連絡が来て、今度は壁に開いた穴の補修担当が1時間後くらいに見積りに行くとのこと。
予定どおり壁の補修担当が到着。今度はおじいちゃん二人組でした。見積ってくれた金額にOKを出すと、すぐに作業を開始してくれることになりました。
初日の作業には乾かす工程があったので、続きは翌日に!
壁の補修 完了
昨日と同じおじいちゃん二人組が到着。残りの作業をして終了!
業者さんを探しはじめてから3日で壁が元どおりになるとは思っていなかったので、とてもありがたかったです。むき出しの水道管もボロボロの壁の穴も、すべて見えなくなってすっきり♪
お願いした作業の詳細
上記のタイムラインのとおり、今回お願いした作業は↓の2つ。
- 壁の中の浸水具合の確認
- 壁の穴の補修
それぞれがどんな作業だったかも書いておきますね。
壁の中の浸水具合の確認
無料見積りに来てくれたお兄さんたちは、モイスチャーメーター(日本語では水分計というようです)という黄色い大きなリモコンのような機械を使って水の気配がないかをチェックして回ってくれました。壁に開いた穴の周りや床、ガレージ側の壁からも見てもらいました。
結果は、問題なし!
モイスチャーメーターは水分を感じるとピピっと鳴るのですが、壁や床にあててもまったく鳴らないのに皮膚に近づけるとすぐに反応していたので、壁は完ぺきに乾いていたようです。yay!!!
ただ、実はもう一つ気になっていたことがあって。
↓は、ガレージの壁の様子です。壁の裏側がキッチンで、冷蔵庫の設置場所があります。この壁の中の水道管が壊れて、そこから吹き出した水が壁の中にとどまらずにガレージ側の白い壁とグレーのコンクリート部分の間からもあふれていました。
写真は少し時間がたってから撮ったので乾いてはいるものの、水が流れたあとが残っています。ちょうど矢印のあたりの裏側が冷蔵庫の位置というわけ。
で、この白い壁とコンクリートの境目、水が噴き出していたところが目視できるほど開いているのが気になっていたんです。お兄さんにコーキングする必要があるかどうか聞いてみたら、
水の事故が起こるのを前提に、ガレージ側に水が流れるようになっているんだと思うよ。おかげで壁の中に水が溜まらずに、乾いているでしょ!
そっか。確かに、溜まった水が逃げる場所がなかったら、未だに壁の中は水溜まりどころか水槽のようになっていたかもしれない。
よく考えると、ガレージは外に向かってとてもなだらかな下り坂になっていて、ガレージの外にはアミアミの排水溝のふたが。事件当日も、水はそこへ向かって流れていたんでした。当たり前なのでしょうけれど、住宅はこういった事故もちゃんと想定して作られているんですよね。助かりました、本当に!
それにしても。
確認しておいてよかったー。聞く前までは、あの隙間から虫が入ってくるかも、、、なんて気にして自分でコーキングしようかなぁと思っていたので。ほら、前にアリ退治で使ったアレで 笑
壁の穴の補修
壁の穴の補修担当は、大きなおじいさん二人組でした。見積りは、作業時間が約2時間で金額は350ドル。
私的にはもうあいみつを取る気持ちの余裕はないし、壁の修理費は補償してもらえると思っていて金額は気にしていませんでした。これが高いのか安いのかはわかりませんでしたが、提示された金額でお願いしました。
作業をいつにしようかという話になって、なんだったら今日作業できるよ―といってくれたのでお願いすることに。
壁の補修開始前がどうだったかというとこんな感じ↓
新しい断熱材的なものと取り替えて↓
あら不思議。あっという間に壁が復活!
途中の写真も撮っておいたらよかったなぁ。陽気なおじいさんたちと話しているうちに終わっていました。。。
この状態で一度乾かすために、続きの作業は翌日に。
そうそう。上の写真にも見えているベースボード(巾木)がたわんでいて、壁との間に隙間ができていました。
このベースボード、浸水したならきっとカビ生えてるよ
と、教えてくれたので、ついでに交換してもらうことにしました。
翌日も元気なおじいちゃんたちが到着。
前日に聞いていたベースボードをはずしてもらうと、結果はこのとおり↓かびるんるんです。
壁の穴の方ばかり気になっていて、ベースボードは目に入っていませんでした。ちゃんと全体を見ていれば、たわんでいるのが一目瞭然だったのに。
ベースボードもキレイに取り替えてもらって、作業終了時はこんな感じ↓
もとの壁と同じような風合いにスプレーで何かを吹き付けてくれて、それが終わったところです。乾けば色むらは気にならないはずとのことだったのですが、中途半端なところに鎮座していた冷蔵庫を早くもとの位置に戻したくて、完全に乾くのを待たずに移動させてしまったため、結局どうなったかは確認しておりません。。。
ちなみに、本当はこの作業の後にちゃんとペンキを塗るんだそうです。でも、冷蔵庫で隠れちゃうし、ペンキを塗らなくても問題はないとのことだったので、このままにしました。
それから、新しい冷蔵庫には浄水器や自動製氷機が付いていないものを選んだので、浸水の原因になった給水栓もお役御免になりました。そのままにしておいてもよかったみたいですが、バルブのキャップがあるというので取り付けてもらいました↓
これで冷蔵庫用の給水栓は完全に封印!バルブもきちんと閉めてもらったので、水漏れすることもないでしょう。
冷蔵庫を買い替えただけで、浸水被害にあうなんて全く想定していませんでした。こんなふうに突然起こる被害を想定して備えておけるなら何よりですが、用意周到なタイプではないので、私にはまず無理でしょう。。。ただ、引っ越しで新しい家に入居する際には、水の元栓がどこにあるかを最初に確認しようと心に誓いました。