冷蔵庫を買い替えただけなのに…【浸水被害】

こんにちは。mazeです。

来たんですよ、また。Jury Summons（陪審員召喚状）！！

今のところ夫のgocha宛だけですが、前回届いたのが2019年10月だったので、2年弱の間に2度目の通知が届いたことになります。

こんなに頻繁に届くものなのかしらー💦

前回からの変化といえば、グリーンカードを取得したこと。ただ、グリーンカードを取得してやっと「移民」と認められただけで「市民権」があるわけじゃない。要するに、相変わらず「I am not a citizen of the United States」なので、陪審員としては「Disqualification（資格なし）」なんです。

前回も思ったことだけど、どうやらアメリカにどういうステータスで住んでいるかには関係なく、このカウンティ（郡）の住民というだけで召喚状は届く模様。

陪審員召喚状の手続きについては以前に書いた投稿がありますので、よろしければご覧くださいませ↓

さて。。。

本当に大騒ぎでした 泣

まさか冷蔵庫を買い替えただけのことで、キッチンが浸水するとはねぇ 泣泣

事件（？）発生から2か月がたってようやく補償額が確定したので、今回は新しい冷蔵庫の搬入日に何が起こったのかを書いておこうと思います。

costco.comで冷蔵庫を購入

これまで使用していた冷蔵庫は、この家を購入したときからあったものでした。どれくらい古かったのか正確にはわかりませんが、大きくて使いやすくてなかなか気に入っていました。

それが、4月の終わりくらいだったかなー。冷凍したものがなんとなく柔らくなっているような気がしたんです。確かに、庫内の温度はもっと冷えていたような気がするし、モーター音も今までよりうるさいような気がする、、、

なんて思っているうちに、数週間後には明らかに冷凍したものが溶けだしました💦

それまでの設定温度より下げてみたりして数日間は騙し騙し使ってみたものの、もうどうにもならないことを悟り、新しく購入することに。

コストコと Home Depot のオンラインサイトを見て、サイズとスペックが同じようなものを検索してみると、料金的にはどちらもそれほど変わりはありませんでした。最終的には、配達日が早かったことと下取りが無料だったことが決め手となり、コストコでオーダーしました。

• Costco：Delivery, Basic Installation and Haul Away Included in Most Areas
  … 配達、基本的な設置作業、Haul Away（古い製品の移動や廃棄）は、大抵のエリアで含まれています。
  参照：各家電の紹介ページに掲載されています（2021/7/20 現在）
• Home Depot：Move or Haul Away – We’ll move your old appliance to another room in your house, or haul it away for $25
  … 古い家電を別の部屋へ移動、または25ドルで回収します。
  参照：各家電の紹介ページに掲載されています（2021/7/20 現在）

※ Haul Away の詳細は、家電の種類や地域によって内容が異なる可能性がありますので、ご購入の際は注意書きをよく読んでおくことをオススメします。

コストコオンラインでのオーダーから4日。冷蔵庫が届きました！

壁から吹き出す水に唖然…

コストコで家電の注文＆配達をお願いすると、配達の前日に電話で配達時間のお知らせがあり、当日にはもうすぐ着くよーの連絡をくれました。古い冷蔵庫を運び出して新しい冷蔵庫を搬入するまではあっという間で、二人の配達員さんがテキパキ作業してくれたので、この時点まではかなり好印象だったんです。

ここで事件発生。

古い冷蔵庫には、浄水器と自動製氷機がついていました。壁にある冷蔵庫用の給水栓と冷蔵庫をホースでつないで（ウォーターライン）、冷蔵庫内のフィルターを通った浄水や氷が冷蔵庫のドアから出てくる仕組みです。日本にはなかったように思いますが、今はあるのかな？

便利だしフィルター交換も簡単で毎日利用してはいたんです。が、この機能があるのとないのでは冷蔵庫の価格が倍くらい違うわけですよ。ケチな理由ではありますが、なくてもいいのでは、、、ということになり、今回はウォーターラインがないものを選びました。

そうです。新しい冷蔵庫はウォーターラインをつなげる必要がなくなったので、壁にある給水栓を閉めてくれれば話は終わり。それだけだったんです。

が、まさにその作業中に、突然壁から水が噴き出しました Σ(ﾟДﾟ;)！！

何が起こっているのかわからない状態のままとにかくものすごい量の水が噴き出しているので、配達員①と夫のgochaがバケツ2つを使ってキッチンのシンクへ行ったり来たりして水を運び出している間に、配達員②と私で家の水の元栓を探したのですが、どこにあるのかわからず 泣

お隣さんを訪ねて元栓がどこにあるか聞いてみたら、

そうなんです。ガレージはさんざん探したんですよ、配達員②と。電気のブレーカーはガレージに、インターネットの配電盤（？）もガレージから家に入ってすぐのところにあるのに水の元栓がどこにあるのかわからない。

電話で話した配達員さんのボスによると、元栓は外にあるかもしれないとのこと。水の勢いが弱くなったところで（あとで考えると奇跡！）gochaが探しに出たところに居合わせたご近所さんに話をしたら、

だそうな。ついさっきお隣さんに聞いた話とそっくり！みんな苦労してたのね。そして、誰も元栓の場所を知らないのね。。。

配達員さんたちはというと、

と、言い残してとっとと去ってゆきました。まるで他人事じゃないかーΣ(ﾟДﾟ)！！他の配達があることも彼らに修理ができないこともわかるけど、この状況のまま放置される私たちって orz

それにしても。

水の勢いは弱まったとはいえ、キッチンのタイルは水浸しで床上1cmというところ。水道修理屋さんが到着するまでタオルで水を吸ってはバケツに絞るという作業をひたすら続けました。

事件発生から修理屋さんが元栓を閉めてくれるまでにかかった時間は約3時間。本当にへとへと。。。

浸水した理由

配達員さんが帰る直前の現場はこんな状態でした↓

配達員さんがパイプの下にレンチを挟んだら、水の勢いが弱まったんです。床は水浸しだし、水が止まる様子はないのですが。

なぜなのか。

水道修理屋さんが到着してまずやってくれたのは、どこから水が漏れているかの確認でした。そして原因は、壁の中の水道管が壊れてしまったことだとわかりました。

壁の中の水道管はプラスチック製で、取り扱い要注意なものだったようです。本当は金属製だといいのですが、プラスチックは安いので使用されていることが多いんだとか。

配達員さんが給水栓のバルブを閉めようとして力をかけ過ぎちゃったために、壁の中の見えない場所の水道管に亀裂が入り、そこから水が噴き出したわけですね。

レンチをパイプの下に挟んだら水の勢いが弱まったのは、パイプが押し上げられて亀裂部分が狭まったからだったようです。これをやっていなかったら、滝のような勢いの水を数時間見て過ごしていただろうと思うと恐ろしい。。。

これで水漏れ箇所がわかったので、やっと元栓を閉めることに。その場所がこちら↓

ガレージの天井にありました。探しているときに見てはいて、「これじゃない？」と配達員②に言ってみたら、そんなんじゃないよーと言われていた場所でした。確かに配達員さんのボスが送ってくれた元栓の写真とは全然違うものだったので仕方ないか。。。

なにはともあれ、水が止まったときには本当にホっとしました。

でも、それもつかの間のこと。

残念ながら、我が家の水道管サイズのパイプを入手するのに数日かかるかもしれないという悲しいお知らせ。

最近のおうちなら、特定の場所だけ水を止めるということもできるそうなんです。我が家にはそんなステキなシステムはなかったため、元栓を閉めるとキッチン、お風呂、トイレなどすべてが使えないのですよ 泣

諦めてその日は近くのホテルで過ごしました。

どれくらいかかるんだろう、、、なんてどんよりした気分でいたら、翌日の8:30am頃に修理屋さんから連絡が！

なんてありがたい話！仕事早いね👍

サロペットにヒザあてをした姿で現れたくまさんのような水道修理屋さんが本当に優しくて救われました。Yelpでの評判どおりでよかった！

パイプを修理してくれた直後の様子がこちら↓

この写真でつながったままの白いウォーターラインは、新しい冷蔵庫には不要だから取ってほしいとお願いして最後に取ってもらいました。それから、

というアドバイスをいただきました。結局、1か月くらい壁に穴が開きっぱなしの状態が続きますが、おかげですっかり乾いていたので良しとしましょう。

浸水被害解決はまだ先のこと。。。

はぁぁぁ。ジェットコースターに乗っているような2日間でした。キッチンの床がタイルだったおかげで、亀裂の入った水道管とその付近の壁以外に浸水被害が及ばなかったのは不幸中の幸いでした。

このあと、コストコに状況説明をしたりダメージの補償額を確定したりでまだまだ解決には至らないのですが、今回はここまで。補償額がしっかり支払われたら続きをご報告しようと思います。