函館に行ってきました – 滞在2日目

函館山の夜景

こんにちは。mazeです。

みなさま、年末をいかがお過ごしですか?

アメリカは先週から大寒波に見舞われ、ほぼ全土が凍りついています。

我が家のあるテキサス州デントンは、最低気温が -13℃ まで下がり、一日中氷点下という日も。

Denton, TX - 2022/12/23

幸い、この辺りは雪がちらついたくらいで積もることも嵐になることもなく、だんだん暖かさが戻ってきています。

明日以降は、また最高気温が 20℃ にまでなる予報。寒さも暑さもダイナミックです。

さて。

日本への一時帰国で成田空港に到着したのは10月9日(日)でした。日本の水際対策が大幅に緩和されたのが10月11日だったので、その直前。成田空港の到着ロビーは↓な感じでした。

水際対策大幅緩和直前の成田空港

まだ外国人観光客の受け入れが少ないことも、便数が減っているだろうこともわかっていたはずなのに、この人の少なさには驚きました。

カンザスダラスでもがらーんとした空港を体験済みだったにもかかわらず、久しぶりに帰ってきた日本の空港も同じ光景だってことにびっくりするなんてね。でも、それだけコロナが世界を変えていたってことなんですよね。恐ろしい。

ただ、おかげで入国手続きはものすごーくスムーズで、待ち時間は一切ナシ。

ここのところアメリカの空港しか利用していなかったのもあって、成田空港で働いている方たちの丁寧さを改めて実感しました。特に、スーツケースの取り扱い方とかすごくない!?すばらしいサービスを提供してくれるみなさまに感謝です。

残念だったのは、到着ロビーの売店が閉まっていたこと。到着したらロビーで緑茶とおにぎりを買って、ひと息ついてから移動しようと思っていたのに、目論見が崩れました 泣

さてさて。

前回に引き続き、函館への小旅行レポートです。今回は、2日目の様子をご報告します。日程はこんな感じ↓

「1日目のことも知りたいよ」という方は、↓をご覧いただけると嬉しいです。

2日目は函館朝市からスタート

「朝食は朝市で!」と決めていたので、8am 頃から探索開始。

函館朝市のひと区画はそれほど広くないので、30分程度でぐるっと見て回れました。お店がぎっちり並んでいて、どこも一生懸命呼び込みされていて目移りしちゃう。

函館朝市 きくよ

迷った挙句、初日だし有名どころにしようということで「きくよ食堂 本店」へお邪魔しました。

きくよ食堂

上の写真の看板に「元祖 巴丼」と書かれているように、ウニ、イクラ、ホタテの元祖函館巴丼が人気ナンバー1なんだとか。

他にも、好きな3~5種類から選べるお好み丼もあったので、私は三種お好み丼を選びました。

まずは、銀だら焼きとホタテのお刺身で一杯。まだ午前中、、、というか朝ですが、ビールとともにいただきました 笑

きくよ食堂

銀だらは脂がのっていて味が濃く、普段食べていたパサパサのタラとは大違い。ホタテもサクサクで新鮮な証拠。

お待ちかねの三種お好み丼は、ウニ、イクラ、カニにしました。岩海苔のお味噌汁とお漬物付きです。

きくよ食堂

お昼も夜もいろいろ食べたいから、ミニ丼にしました。

イクラがキラキラ!醤油漬けですが、生のイクラに近い感じ。ウニもおいしかったけど、カニが一番だったかなー。

でも。

ミニ丼じゃなくて普通サイズでも全然食べられたなぁ、、、なサイズでした。「食いしん坊か!」といわれそうですが、ミニ丼はお茶碗よりちょっと大きいくらい。普通サイズで頼んだ夫の gocha の方も小さめどんぶりでした。これはちょっとがっかりポイント。

イクラやウニは価格高騰のため、量が少なくなっているというようなことが書かれていたからある程度は仕方がないところだけど、そもそもどんぶりのサイズにがっかり。

それでもとーってもおいしかったのは間違いないのです。思ってたのと違っただけ。

お会計は、ビールも飲んで 7,194円(税込み)でした。さすがにちょっと観光地価格だったかなと思います。

ホテルの朝食バイキングが人気な理由はこの辺りかも。。。

五稜郭公園&五稜郭タワー

腹ごしらえがすんだので、朝市から徒歩で五稜郭公園を目指します。

きくよ食堂 本店から 4km 弱の道のりを1時間ちょっとかけて歩きました。清々しいお天気で、間違いなくお散歩日和。

歩くのはちょっと、、、という方は、JR函館駅前からバスや市電も利用できるのでご心配なく。

私たちはお昼ご飯のためにしっかり歩かなくては。やっぱり食いしん坊じゃないか!

五稜郭公園

五稜郭は、もともと港に近い市街地にあった箱館奉行所を内陸に移転して作られた星形の要塞です。箱館戦争時には旧幕府軍の本拠地だったところですね。

五稜郭の詳しい歴史は、五稜郭タワーのサイトで紹介されていたのでシェアさせていただきますね。

五稜郭の歴史 | 函館・五稜郭タワー

1914年以降は公園として一般開放されていて、星の形に掘られた堀の土で築かれた土塁の上を歩くことができます。

五稜郭公園

↓の写真だと星型の雰囲気、分かりますよね。

五稜郭公園

ここに植えられた木の多くが桜の木なんですって。開花時期にまた来たいなぁ。

せっかくなので五稜郭タワーにも上ってみます。

五稜郭公園から見た五稜郭タワー

五稜郭タワー1Fにいらっしゃる土方歳三さん。イケメン。

土方歳三@五稜郭タワー

五稜郭が函館山からまっすぐ内陸に入ったところに建てられたことがよくわかる地図。

五稜郭築造当時の「箱館」@五稜郭タワー

展望階には、ぐるっとひとまわり歩きながら五稜郭の歴史を学べる展示があって、「ペリーって函館にも来てたんだ!」なんて驚いたり。

もちろん絶景も。ちゃんと星型がわかります。

五稜郭タワーから見た五稜郭

函館麺厨房あじさい

たっぷり歩いてお腹が空いてきたので、そろそろお昼に。

「札幌は味噌ラーメン、函館は塩ラーメン」と聞いたら、絶対に塩ラーメンを食べなければ!

ちょうど五稜郭タワーのお向いに有名店「函館麺厨房あじさい 本店」がありました。

函館麺厨房あじさい 本店

伺ったのは1pm頃で、お店の入り口からちょっとはみ出すくらいに人が並んでいるのが見えたのですが、ここで諦めるのはもったいないので私たちも並ぶことに。

でも、思いのほかずんずん進んで、それほど待たずにすみました。

まずは、ザンギ。から揚げじゃなくてザンギ!

函館麺厨房あじさい 本店

アツアツでサクサクのザンギは、食べ応え&ボリューム満点。ジューシーなので山椒塩がとてもよく合います。

ラーメンはもちろん塩で。

手前が味彩塩拉麺で、奥はgochaが頼んだワンタン麺(塩)。

函館麺厨房あじさい 本店

余計なことを一切していない、まさに塩ラーメンでした。すっきりさっぱり。お麩が入っていて、スープがしみしみでおいしかったです。

お腹がいっぱいになったので、函館山の夜景観賞に備えて一度ホテルに戻ります。帰りはバスでJR函館駅へ。

近くのバス停は、「五稜郭公園入口」。道を間違えてしまって、北海道新聞社が入っているビルをぐるっと回ってたどり着いたので、あじさい→バス停は歩いて10分くらいだったと思います。ちゃんとした道のりを辿れば5分ほどみたいです。

函館バスと Suica

滞在中に利用した函館バスは、Suica が使えました!PASMO や 他の交通系ICカードも使えるそうです。便利。

バスの中央にあるドアから乗車して、入ったところにあるカードリーダーにタッチ。降りるときに再度運転席横のカードリーダーにタッチすれば支払い完了。

参照:バスの乗り方 | 函館バス株式会社

五稜郭公園入口からJR函館駅までの運賃は、、、覚えておりません💦 が、Googleマップで調べてみたところ240円だと思われます。

ちなみに、私が持っている Suica はオートチャージの設定をしているのですが、函館は対応されていなかった模様。なので、JR函館駅にあったJR東日本の駅のATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」でチャージしましたよ。

函館山 夜景

昼間出歩いているときに知った、私たちには衝撃の事実。

函館山ロープウェイは、滞在していた10月を含む2022年9月25日から11月13日までの間、法定点検実施により運休していました 泣

山頂までロープウェイで行けると思っていたので、これにはがっかり。事前にちゃんと調べずに、行き当たりばったりで行動しているからこうなってしまうのですが。。。

ホテルのフロントでJR函館駅前から出発する函館山登山バスの時刻表をいただき、バスで向かうことにしました。

乗車料金は、片道大人500円(小児250円)。先ほど五稜郭公園前から乗ったバスと同じ函館バスで、Suica などの交通系ICカードが利用できます。もちろん現金でもOK。

17時~18時台は、JR函館駅から10分間隔に運行していました。18時に乗れるように駅へ向かうと、乗り場にはすでに列が!ギリギリで乗れましたが、もうちょっと遅かったら次の便だったな。

「登山バス」というだけあって、暗くて曲がりくねった山道を進みます。これが結構ドキドキで、他のバスや車とすれ違うときは、道を譲り合って停車することも数回。道の途中で何度か夜景が見えるところに停めてくれたときには、思わずみんなで「わーっ!!!」と言ってしまうので、観光バス感も味わえます 笑

30分かからずに山頂に到着。あとはこの眺めです!

函館山の夜景
函館山の夜景
函館山の夜景

この日はお天気が良かったので、本当にきれいな夜景でした。でも寒かったー。

帰りももちろんバスで。

函館山山頂発は、18時~19:40まで10分おきに運行していました。それでもあっという間に満席に。

函館山からのバス

ちなみに、函館山登山バスは、登山道が通行止めになる冬季は運休なんだそうです。また、ロープウェイ運休中は増便されていたようなので、ご利用の際は運行スケジュールをご確認くださいね。

ロープウェーに乗りつもりだったので残念でしたが、登山バスに乗れる期間が限られていることを考えると、なかなかいい機会だったのかも。

海峡 海味鮨

函館山の夜景は本当にきれいで、帰るのが名残惜しいほどだったのですが、寒さには勝てず。。。

この日はたくさん歩いて疲れた上に寒さが加わってヘトヘトになってしまったので、夕食は駅の近くで軽くすませることにしました。

それで入ったのが「海峡 海味鮨(うみずし)」。

JR函館駅から徒歩1分のところにある「ハコビバ」という複合商業施設内のお店です。

ハコビバは、小さなお店がいくつか入っているアミューズメントパーク風の施設。残念ながら、夜は半分くらいが閉店していました。

海峡 海味鮨もこじんまりしていましたが、カウンターもあるお寿司屋さんです。

私たちはテーブル席へ。イカソーメンと小鉢3種、お寿司4貫に生ビールが1杯ついてくるセットメニューを注文しました。

函館2日目の夜に、やっとイカソーメン 笑

海峡 海味鮨

一番おいしかったのはいくらのお寿司!醤油漬けでプチプチの食感。

海峡 海味鮨

お値段は、合計でぴったり税込み5,000円でした。おトク感はそんなにですが、お寿司屋さんですからね。おいしかったです。

3日目は函館市内観光へ

まだまだ続く函館観光。3日目は、函館市内を歩き回りました。

続きはのちほど!