ロンドンに行ってきました:公園巡りとクリームティ
こんにちは。mazeです。
仕事でロンドン観光はそれほどできなかったgochaですが、ちょっと立ち寄った公園が気に入ってしまった様子。結局、観光名所そっちのけで公園巡りをしました 笑
公園内のカフェでは、イギリスに行ったら絶対に食べようと思っていたクリームティ(スコーンと紅茶のセット)を注文♪
今回は、ロンドンの公園と公園のカフェでいただいたクリームティをまとめてご紹介します。
ロンドンに行ってきました これまでのお話・・・
ロンドンに行ってきました:パディントン駅と『くまのパディントン』
せっかくイギリスに行くのに、直前にドライビングテストがあったせいでいろいろ考えが及んでおらず、ヒースロー空港に到着してから気づきました。あれ、、、ホテルまでどうやって行くんだっけ?今回は、ヒースロー空港からパディントン駅へのアクセス方法と、駅で見つけた「くまのパディントン」についてです。
ハイド・パーク
「ロンドンの公園といえば」で一番に思い浮かぶのはハイド・パークじゃないかな。
8つある王立公園の1つだそうで、The Royal Parks という慈善団体がロンドンの5,000エーカー(20平方キロメートル)もある有名な公園や庭園などを管理しているんだとか。
ハイド・パークへは宿泊していたパディントン駅周辺から歩いて行きました。徒歩で15分くらい。
建物ばかりの道を歩いていくと目の前に公園が見えてきて、一度入ってしまうと自分がロンドンの街中にいることを忘れてしまいます。
公園の周りに建っているビルが見えなくなるくらい、だだっ広いです。
水辺には鳥、芝生にはリスがたくさんいました。他の2つの公園にももちろんたくさんいたんですよ。
でもハイド・パークにいたリスは人に慣れすぎているのか、サービス精神旺盛なのか、自ら近寄ってきました。
↓はカメラをしっかり見つめてくれたリスさん。
枝を伝ってこちらの方にやってきて、身を乗り出して見つめられるとドキドキしますね。。。
残念ながらおいしいものは何も持っていなかったので、こちらのリスさんのお役には立てなかったんですけれども。
Lido Café and Bar
The Royal Parks のハイド・パークの案内ページでは食事もできる施設を2つ紹介していて、そのうちの1つがこちらの「Lido Café and Bar」です。
パディントン駅からまっすぐナイツブリッジ駅の方へ向かう途中の水際にありました。
店内は横に長くて割と広いです。外にもテーブルが並んでいて、眺めもいいし暖かい時期には外を利用するのもいいかも。
↓がこのお店のクリームティ!
クリームティというのは、紅茶とスコーンのセットのことで、スコーンにはクロテッドクリームとジャムがついています。
クロテッドクリームは、生クリームよりはバターに近いけれどバターほど脂肪分は多くなくて、ネバっとした見た目とは違って味はわりとさっぱり。「さっぱり」とはちょっと違うかなぁ、、、コクはあるから。それとクリームというと甘そうですが、甘みはありません。
、、、説明が微妙ですね (^_^;)
スコーンを横に半分に切って、たっぷりのクロテッドクリームと甘いジャムを塗って食べるのが本当においしいんです❤︎
クロテッドクリームは、日本でも成城石井とかデパ地下なんかのちょっとしたスーパーに行けば手に入るようになったのですが、昔はほぼ見かけなかったな。
こちらのカフェのスコーンは大きめでしっとりタイプでした。今回食べた3軒の中では「これこれ!」になった一番のお気に入りです。
日本で食べるスコーンは小ぶりでサクサクなことが多いけれど、イギリスで食べるスコーンは結構ずっしりしっとりしていることが多いように思います。
ちなみに、日本にいたときに私が一番イギリスで食べたスコーンに近いと思っていたのがベノア!
ref:スコーン・紅茶のベノア
実家の近所にある百貨店のパン売り場にちょこっと置いてあって、見つけると買わずにはいられませんでした。
でも当時、その百貨店にはクロテッドクリームは売っていなかったから、不満だったわけですよ。
懐かしいなー。今でも売ってるのかなー。
セント・ジェームズ・パーク
今回のロンドン滞在中に最初に行ったのがこちらのセント・ジェームズ・パーク。
バッキンガム宮殿に行ったときに、すぐお隣(東側)に位置していて、自然と足が向きました。
公園の真ん中にセント・ジェームズ湖(湖と呼ぶには小さいけど、、、)があって、その周りをぐるーっと歩くことができます。
途中にあるブルー・ブリッジからは大きな観覧車のロンドン・アイが見えました。
すごくお天気のいい日で、青空がキレイだったからそっちに気を取られて写真を撮ったら、その他のものが全て真っ黒に 💦
見辛くてすみません。。。
綺麗で歩きやすくて、この滞在で公園巡りをしようと思うきっかけになった公園でした。
ハイド・パークほど大きくはないけれど、結局ここが一番よかったように思います。
St. James’s Café
公園内にはコーヒーが買える売店や、こちらの「St. James’s Café」があります。
おしゃれな佇まいですよね。
日曜日のお昼頃だったからか店内はいっぱいだったので、横のテラスに座りました。
こちらは St. James’s Café のクリームティ。なぜかジャムが写ってない。。。
ここのスコーンも大きかったのですが、かなり香ばしくてサクサクしていました。
しっとりずっしりしたスコーンを期待していたのでイメージとはちょっと違ったけれど、サクサクタイプが好きな人にはいいかも。
gochaはフライドチキンとサラダとグリル野菜のセットみたいなのとビールを注文していました。
カウンターに並んでいるお料理から好きなものを伝えて取り分けてもらう形式で、確かホットミールを1つ、付け合わせを2つ選べるセットだったと思います。
メニューから選ぶよりは見て選べる方がいいですよね。間違えないし、なんか安心。
リージェンツ・パーク
地下鉄のベイカー・ストリート駅で降りて、シャーロック・ホームズ博物館に向かって歩くと、その先にリージェンツ・パークが見えてきます。
この日はお天気が悪くて小雨がちらついたりしていて寒かったっけ。
リージェンツ・パークは395エーカー(約1.6平方キロメートル)あって、350エーカー(約1.4平方キロメートル)のハイド・パークよりも広いんだそうです。
ハイド・パークの方が全然広いと思っていたのですが、ケンジントン・ガーデンズと隣接しているからそう感じたのかも。
リージェンツ・パーク内には野外劇場があったり、大学があったり、車も走る道があったり、他の2つの公園とは少し雰囲気が違うように思いました。
行かなかったけれどロンドン動物園もこの公園の敷地内にあるそう。広いっ!
こんなに広い公園がいくつも街の中心にあるなんて、やっぱりすごい。
The Regent’s Park Tennis Centre Cafe
敷地が広いだけあってカフェの数も他の2つの公園に比べて多く、リージェンツ・パークのサイトにはレストラン的なものも含めて6か所紹介されていました。
行ったのはテニスコート横にあったこちらの「The Regent’s Park Tennis Centre Cafe」。
公園内をのんびり歩いていたのに、いつの間にか大学の横や車道を歩き、気が付いたときにはテニスコートが何面もあるこの場所に迷い込んだみたいにたどり着きました。
テニスをしに来ている人が利用する感じの小さなカフェです。
クリームティはちゃんとありましたよ!よかったー。
スコーンを温めるかどうか聞かれたのでお願いしたら、半分に切った状態でオーブンで焼いてくれたようです。
こんがり♪
クロテッドクリームはあらかじめ塗ってくれていて、瓶入りジャムとバターが添えられていました。
バター!?と思ったけれど、クロテッドクリームの代わりにバターを塗ったり、どちらも塗って食べることもあるんだそうな。へー。
スコーン自体はオーブンで温めてくれたからか、周りはカリカリで中心はふんわりでした。
バターを塗ったらトースト風になりましたが、これはこれで悪くないです。
リージェンツ・パークには他にも大きな素敵なカフェがあったので、こちらのカフェはテニスコートに用がない方にはあまりオススメできないけれど、バター付きスコーンに興味のある方はぜひ!
イギリスの紅茶の思い出
普段紅茶を飲むときは、アールグレイを注文します。牛乳が好きじゃないのでストレートで。
でもイギリス人の日常生活では、紅茶にはミルクを入れるのが普通です。
昔、イギリスに滞在していたときにステイ先で毎日飲んでいた紅茶は、かなり大きな箱にどっさり入ったティーバッグでした。多分すっごく安いやつ。
マグカップにティーバッグを入れてお湯を注ぐと、あっという間に真っ黒になって全然紅茶っぽくない 💦
さらにティーバッグには紐がついていないので、スプーンですくってぎゅっと絞ってから取り出さなきゃだし。
イギリスといえば紅茶!くらいのイメージだったのに、そんなクオリティーなの!?と思ってびっくりしたものです。案の定、ストレートでそのまま飲むと苦いだけで全然おいしくないんですよ。
みんながそれをどうやって飲んでいるのかというと、その真っ黒い液体に必ずミルクを注いでいます。
「ミルク入れないとおいしくないでしょ?」と言われて、牛乳は好きじゃないけれど仕方がないので渋々入れてみたんです。
もうね、ウソでしょ!?って思いました。
ミルクを入れると急に紅茶の香りが引き立っておいしくなるんです。さっきまでの真っ黒いお湯とは完全に別物!
そんな紅茶を毎日おいしいと思って飲んでいたある日、トワイニングの「プリンス・オブ・ウェールズ」を飲んだんです(確か、、、)。いつものキッチンの同じ水を沸騰させたお湯で。
これが香りも味も別格で感動するくらいおいしかったのを覚えています。紅茶ってこんなにおいしいものだったっけって。
でも、日本に帰ってきてトワイニングの紅茶を何度飲んでも、あのときの感動はよみがえらないんですよねー。
そのときに飲んでいた毎日の紅茶と違いすぎておいしく感じたのか、本当に日本で飲む紅茶よりおいしかったのか、今でもそれはわかりません 笑
ロンドン観光の合間でも大丈夫!
昔イギリスで飲んだ紅茶のことを思い出してしまって話は逸れましたが、、、これまではロンドンに行っても公園は横切るだけでした。
でも今回の公園+カフェ巡りはなかなか楽しかったです。のんびりお散歩して、カフェでお茶。贅沢!!
ロンドンには見るところがたくさんあって、観光するだけでも忙しくなりがちだと思います。
が、今回ご紹介した公園はどこもいろいろな観光地に近いので、ちょっと休憩したいなぁと思ったときにもオススメです。