オレゴン州ポートランドに行ってきました – ダウンタウン
こんにちは。mazeです。
夫のgochaの出張のお供で、カンザス州&オレゴン州へ行ってきました。
私は完全に観光気分ですけれども。
前回は、消費税(Sales Tax)のないオレゴン州ポートランドにある Woodburn Premium Outlets(ウッドバーン・プレミアム・アウトレット)をご紹介しました。
今回は、その翌日にダウンタウンで行ったブルワリーパブと本屋さんをご紹介します。
カンザス州ウィチタとポートランドのアウトレットについては、↓の投稿でご紹介しています。よろしければご覧くださいませ。
カンザス州ウィチタに行ってきました
先週まで夫のgochaの出張のお供で、カンザス州とオレゴン州に行っていました。出勤も出張もなくなり、すべてがリモートになって2年半以上経ちます。家の近所でマスクをしている人を見る機会はほぼなくなって久しいとはいえ、ついにパンデミック以降初となる出張か―と思うと感慨深いです。まずは、カンザス州ウィチタへ!
オレゴン州ポートランドに行ってきました – アウトレット
今回は、前回(といっても、ひと月前 汗)ご紹介したカンザス州ウィチタからの旅の続きです。ウィチタからダラス経由で向かったのはオレゴン州ポートランド。旅の目的地は、アウトレット、本屋さん、ブルワリーです。写真多めでご紹介したいので、まずはアウトレット編からどうぞ!
ダウンタウンで駐車場を探す
ポートランドのダウンタウンへは、ホテルからレンタカーで向かいます。そこで気になったのが、駐車場のこと。
アメリカでも大きな街じゃなければ、普通に路駐できたり自治体が運営している公共駐車場があったりして、それほど気にしなくてもなんとかなります。
ところが、人も建物もいっぱいの大都市のダウンタウンや観光地となると話は別。車を走らせながら見つけるのは難しい場合が多いので、あらかじめ駐車スペースを検索しておいた方が安心です。
SmartPark Garages
空港から滞在先への移動中に建物が密集しているダウンタウンを見て、久しく足を踏み入れていない都会の風景にドキドキ。
駐車スペースなんて簡単に見つからないのでは、、、と不安だったので、まずはポートランドの公共駐車場を調べてみました。
それが、SmartPark Garages。市が運営している駐車場で、ダウンタウンに5か所あることが分かりました。目的地の近くにもある!
5つある SmartPark Garages のなかで今回利用したのは、Smartpark 10th & Yamhill です。
駐車場情報を提供している Parkopedia(パーコペディア)によると、Smartpark 10th & Yamhill の収容スペースは670だそう。自走式立体駐車場なので、地上階からぐるぐる回って上へ。この日は日曜日で、お昼前に到着。すでにたくさんの方が利用されていましたが、空いているスペースも十分にありました。
料金は週末料金が適用されて、終日たったの5ドルでした!10ドル以上するところもあるので、良心的だと思います。
駐車場に入るときにゲートで駐車券を受け取って、出るときに支払うスタイルです。
本当は、SmartPark Garages のページで説明されているように、「Payment: pay at one of SmartPark’s paystations located on the ground floor elevator lobbies before returning to your vehicle(支払い:車に戻る前に、1階エレベーターロビーにある SmartPark のペイステーションでお支払いください)」なんですが、肝心のペイステーションが見つけられず💦 仕方がないので、車で出口まで行ってゲートに駐車券を挿入したら、クレジットカードで支払うことができました。よかったー。。。
先ほど↑でご紹介した Parkopedia は、行きたい場所付近の駐車場を検索したいときに便利です。SmartPark Garages を利用する前に、料金相場を知るのに便利でしたよ。
ダウンタウンではビールと本屋さんを楽しむ
ポートランドは、世界でも有数のブルワリー(ビール造像所)の多い都市なんだとか。それを聞いたら行かないわけにはいきません。
レンタカーを駐車して、まずは腹ごしらえでブルワリーパブへ。
Deschutes Brewery
ビールは飲みたい。でも、あてはない。
こんなときに頼りになるのが Yelp。最終目的地から徒歩圏内で、かつ評判のいいところはないか検索して教えてもらったお店が「Deschutes Brewery(デシューツ・ブルワリー)」でした。
レンタカーを駐車した Smartpark 10th & Yamhill からも徒歩10分くらいです。
とても有名なお店だったみたいで。滞在していたホテルの近所にあったトレジョで買っていたビールがまさに Deschutes Brewery でした 笑
そういえば、カンザスでも Yelp で検索してよさそうと思って行ったお店が空港にもあったんでした。評判がいいというのは、そういうことなんでしょう。
店内は、天井が高くて席数もたっぷり。外観とは雰囲気がガラッと変わって、ファームハウスというか納屋風というか、広々していて素敵でした。
お店に入って席に案内されてすぐに、
飲み物は決まってる?
と聞いてくれたお姉さん。「Beer Flight はある?」と聞いて出てきたのがこちら↓
お店のメニューでは Beer Flight じゃなくて Tasting Tray となっていました。Classic Tray と Brewer’s Choise Tray の2種類があって、いただいたのは Classic Tray です。
↑の写真左上から右へ King Crispy Pilsner、Squeezy Rider IPA、Fresh Squeezed IPA、下の左から右へ Fresh Haze Hazy IPA、Mirror Pond Pale Ale、Black Butte Porter です。
どれもおいしかったけれど、私のお気に入りは Fresh Haze Hazy IPA かなー。ヘイジーIPAなので濁っていて、フルーティでさわやかな味わいでした。
、、、感想が月並みだな。
お料理は、最初に Brewery Board とサラダを注文。確か、House Salad にスモークチキンを追加したんじゃなかったかな。
結局、いつもおつまみみたいなメニューになっちゃうんですよね。飲みながらいろいろなものをちょこちょこ食べるのが最高です👍
もうちょっと食べたくて追加したのが、Housemade Sausage。黒胡椒たっぷりで結構スパイシー。ビールのお供にぴったり。
ほろ酔いで次の目的地に徒歩で移動。
Powelle’s Books
ポートランドで絶対に行ってみたいと思っていたのが、Powell’s Books です。
学生のときに本屋さんでアルバイトをしていたのもあって、今でも本屋さんが好き。最近じゃデジタル版にお世話になっていますが、やっぱり紙の本は良いです。
この本屋さんから徒歩圏内で行けるブルワリーパブを探して、Yelp でオススメされたのが Deschutes Brewery だったというわけ。Deschutes Brewery から Powell’s Books まで徒歩5分とかかりません。
Powell’s Books のおもしろいところは、新品と中古の本が同じ棚に並んでいること。発想の転換ですよね。
ブラブラと店内を歩いていると、「日本語が話せますか?」と声をかけられました。
日本語を勉強中で、ふりがながふってある漫画本を探していたおじいさん。棚には中古の、それもかなり古そうな日本語の漫画本が並んでいて、1巻から揃っているようなタイトルは見当たらず。やっとみつけたふりがな付きのものは少女コミックで、ちょっとなぁ、、、と思っていたところだったみたい。
それなら!と思って『こち亀』をおすすめしました。「コメディ漫画で日本では有名ですよ」と伝えたらじゃあこれだな!と言ってくれたけど、買ったのかなー。
棚の写真、撮っておけばよかったー💦
英語版コミックの棚はまた別のところにありました。アメリカの図書館には何か所か行ったことがあるのですが、日本の漫画は必ず置いてある印象です。もちろん英語版ですけれど。なんだかうれしい。
Powell’s Books の店内は、初めて訪問した私にとってはまるで迷路で、上ったり下りたり、フロアからフロアへと移動。
雑貨もたくさん販売されていて、見ているだけで楽しい!本と一緒に並んでいたり、いくつかあるレジの辺りにもまとめて置いてありました。
コーヒーのいい香りに引き寄せられるようにたどり着いた店内のカフェで一息。
暑かったので、二人ともアイスコーヒーにしました。
もし、またポートランドへ行く機会があるなら、絶対に再訪したいなと思える本屋さんでした。
ポートランドのお土産
ポートランドで購入したお土産をご紹介しますね。
まずは、トレジョのエコバッグ ポートランドバージョン。
州や都市によって異なるデザインだから、新しい土地へ行くと手に入れたくなります。
そういえば、アメリカに来た当初にミステリーパックの開封やったなー。懐かしい。
↓は Powell’s Books で購入したトートバッグで、『はらぺこあおむし』がデザインされています。
りんごをひとつ、なしをふたつ、、、食べたふとっちょあおむしです。かわいい!!!
読書の楽しさを広めたい Out of Print が販売しているトートバッグで、売り上げの一部を識字プログラムに資金提供していて、支援が必要なコミュニティに書籍を寄付されているんだそうですよ。
Our Story
Since 2010, Out of Print’s mission has been to spread the joy of reading by transforming literary classics into bookish apparel and accessories. Each purchase helps to fund literacy programs and book donations to communities in need.
ref: Our Story – Out of Print
ネットからも購入可能で、日本でも販売(https://outofprint.jp/)しています。
どれもかわいいので、よーく吟味して追加購入するつもり♪
最後は本。『One Thousand Years of Manga』という書籍をみつけて Powell’s Books で購入しました。
鳥獣戯画から SPYxFAMILY まで日本の漫画の歴史が “英語” で紹介されています。
背表紙が2cm以上、重さもしっかりあるので、旅行中に購入するにはちょっと大物だな、、、と思いながらも、興味津々でほぼ即決。
著者は、Brigitte Koyama-Richard さん。ネットで確認できた数年前の情報では、日本で大学教授をされている方のようです。
フランス語で書かれたものが英語に翻訳されて、2007年にイギリスで出版。私が購入したものは、2022年発売の改訂版です。
日本の漫画やアニメは、日本人の誇りです。日本の外に出て余計にそう思うようになりました。
英語で紹介してくれている書籍があるなんて、しみじみうれしい。
、、、なんて、まるで漫画の歴史を知っているような口ぶりですが、知らない情報&切り口で勉強になります。
カラー画像が満載で見ているだけで飽きないし、松本零士&牧美也子ご夫妻、谷口ジロー、高畑勲、しりあがり寿というそうそうたる方のインタビューが掲載されています。英語なのでなかなか読み進められないのですが、気になったところから少しずつ読んでいこうと思います。
ご興味のある方は、↓をのぞいてみてくださいねー。