ナパに行ってきました:オーパスワン
こんにちは。mazeです。
前回「ナパに行ってきました:集合 〜 ドメーヌ シャンドン」で、おいしいスパークリングワインをたっぷりテイスティングして、すっかりご機嫌な私たちが次に訪れたのはオーパスワンです!
ナパに行ってきました これまでのお話…
オーパスワン
ワインはよく飲みますが、知識はほぼありません💦
そんな私でも知っていたのが「オーパスワン」。知っていたといってもすっごく高いワインだということだけで、それがカリフォルニアワインだと知ったのはアメリカお引越し直前でした。
それくらいの浅〜い情報ではありますが、
高くて普段は手が出せなくても、試飲できるなら行ってみたいっ!
という目的で探した今回のツアーでは、2軒目に訪問しました。
ガイドさん曰く、ツアーの最後にオーパスワンへ行っていた時期もあったそうですが、たどり着く前に酔っ払って飲めなかったり、味なんてもうどうでもよくなっちゃう人がいたようで、順番を変えたそうですよ。
なんとなく納得。
広いぶどう畑の中に建つオーパスワンの建物は「UFO」といえばで思い浮かべてもらえそうな円盤型でした。
写真だとちょっと分かりづらいですね。。。オーパスワン沿いの道路から見たらまさしくだったので、その写真が撮れていたらよかったんですけれど。
入り口はこんな感じ↓。オリーブの木に囲まれていてステキ!でもなんだか変わってるー。
オーパスワンは「ニューワールドとオールドワールドの融合」がテーマになっていて、この建物もそれをコンセプトに建てられているとガイドさんに教えてもらいました。
試飲はすでに予約が入っていたので、すぐにカウンターへ!↓がメニューです。
2011 Opus One by the grass が65ドルだなんて、高いです。さすがに。
1軒目のドメーヌ シャンドンと比べてみると一目瞭然。それもこれ、グラス1杯の価格です。。。
私のイメージの「試飲」は、少ない量で提供される数種類を飲み比べるものでした。
が、オーパスワンはちょっと違います。1杯をしっかり味わう。確かにそれも「試飲」ですよね。
カウンターのお姉さんが、3人でシェアでも十分な量があるし、3人別のグラスに注ぐわよと言ってくれたので、思い切って3種類全部頼んでみました!
まずは一番お手頃なオーバチュア(Overture)から。こちらはオーパスワンのセカンドワインだそう。ほとんど流通していないので、希少性が高いんだとか。
まずは3人ともオーバチュアを片手にカウンター前のお庭へ!
ボルドータイプの大きめグラスなので、あまりたくさん入っていないように見えるかな。それでも3種類飲んでみるには十分な量でしたよ。
オーバチュアを飲み終わってから再度カウンターへ戻って、念願のオーパスワンのグラスを受け取りました!
2013年と2011年があって、飲み比べてみたかったので両方とも注いでもらい、3人そろってグラスを両手に持って2階へ移動。
2階はテラスになっていて、周辺が一望できました。お天気もよくていい気分♪
グラスの足元には分からなくならないように、ちゃんと「2011」と「2013」と書いてくれました。
さて、試飲した感想は。
えっ( ゚д゚)!?!?
でした。
2011年も2013年も樽や木の香りが強くて、フルーティではない。苦いわけじゃないし、渋みはそれほど強くないけれど、ぶどう畑の土とかぶどうの皮や種を想像する味わいで私には飲みやすくない orz
あまりにも普段のワインと違うことにびっくりして、せっかく飲み比べてみた2011年と2013年の違いはほぼ分からないという始末。。。
率直にいうと、一番おいしいと思ったのはオーバチュア。これは本当においしかったです。なぜなら普段飲み慣れている(安い)ワインに近かったから 泣
でもはっきり分かりました。本当においしいといわれているワインは、こういう味なんだってことが。
そして、ガイドさんが教えてくれました。安いワインは大衆向けに飲みやすいようにできているんですって。「良いワイン」と「飲みやすいワイン」はイコールじゃないというのはなんとなく想定していましたが、その通りでした💦
これじゃいつも飲んでいる3ドル 〜 6ドルのワインなんてぶどうジュースだよ、ホントに。。。
そうそう、もう1つ勉強したことが。
これまでワインを選ぶとき、表のラベルのぶどうの品種を見ていました。「カベルネ・ソーヴィニヨン」とか「メルロー」とか。
2種類ブレンドされているものや「Red Wine」なんて書いてあったらいろいろ混ざっていて(こんなこと言ったら怒られそうだけど)よくないものだと思っていたんです。勝手に。
オーパスワンはいくつもの品種をブレンドしていました。どの品種もオーパスワンが建つオークビルの畑で栽培されたもので、そのブレンド率は年によって違うんですって。厳選してブレンドすることによって毎年最高の一品を作り出すことができるんですね。
なにはともあれ。
これまで飲んできたワインとの違いにかなりの衝撃を受けつつ、オーパスワンを去りました。
これで午前中が終了。午後については追ってお知らせしますね。
ではまた後ほど。