アメリカ在住3年目にして「滞在可能期限」を知る

こんにちは。mazeです。

前回の「唖然!気づいたときにはアメリカで不法滞在になっていた話」でお伝えしたとおり、ワタクシ、無知&確認不足ゆえに一時的に不法滞在になっていました。

今回は、そんな私のようなうっかりさん(、、、いないか 💦)撲滅のために、アメリカの滞在可能期限についてまとめておきます。

I-94 の滞在可能期間はビザの種類によって異なります

2019年1月の時点で、私の I-94 の滞在可能期限はパスポートの有効期限で設定されていました。それに気づいたときのことは↓をご覧くださいませ。

前回も参照させていただいた Garganigo Goldsmith & Weiss のサイトによると、I-94 の滞在可能期限は、ビザの種類によって異なるようです。私たちの Lビザは、ペティションの有効期限に一致するとあります。

ただし、gochaは Blanket-L ビザなので、このペティションが包括請願書(I-129S)で、3年かその I-129S の期限までになるそうです。

Lビザの場合、ビザに記載されている「Expiration Date」は発行から5年後の日付ですが、ペティションの有効期限はビザの右下に記載されている「PED – 日付」になります。私たちのビザは、発行から3年の日付が記載されていたので、この期日が来るまでに延長手続きをすることになります。

上記のとおり、本来ならこのペティションの有効期限が滞在可能期限になるのですが、私のパスポートの有効期限がペティションの有効期限よりも前に切れることになっていたので、I-94 の滞在可能期限はパスポートの有効期限で設定されていました。

いずれのビザも、滞在可能期限をパスポートの有効期限までに制限されることがあるそうで、私の場合もそうだったわけですね。

そして、パスポートを有効期限前に更新したからといって、I-94 の有効期限も自動で更新されるとか、パスポートさえ更新していれば大丈夫、なんていうことはありません。。。しっかり I-94 の滞在可能期限も更新する必要があるんです。

ということで、ビザはアメリカに入国する権利があることを証明するためのものであって、滞在期間を保証するものではないのです。

私はてっきり、ビザがあればその有効期限まで滞在できるものと勘違いしていたので、パスポートを更新したあとはそれで安心していました。。。

勉強になりました 泣

I-94 の滞在可能期限を更新する方法

滞在可能期限の更新方法は、期限が失効する前に、

  • 移民局に延長申請を提出する
  • アメリカを出国して再度入国する

という方法があるそう。

重要なのは、滞在可能期限が失効する前に必ず更新手続きを行うこと。 滞在可能期限が失効するとビザも無効になり、強制退去の対象ですって。

ちなみに、I-94 が失効してから180日以上不法に滞在したあとアメリカを出国した場合は3年間、不法滞在が1年を超えてからアメリカを出国した場合は10年間も再入国できないそうです。

私は180日未満に気づいたので入国に影響はなかったのですが、もしも、、、と考えると恐ろしいです。。。

今すぐ確認して!あなたのアメリカ滞在可能期間も間違ってるかも!?

I-94 の滞在可能期限は、アメリカ入国審査時に移民局の方が確認して設定しているんだそうです。なので、出入国のたびに書き換わる可能性があるということ。入国審査の長ーい列を前にのんびーり対応している(ように見える)あの人たちが、ものすごーく重要なお仕事をされていたんですね。

まぁ、ビザとパスポートの情報から、滞在可能期間は必然的に決まってくるので、書き換わるといっても同じ日付が入るはずなんです。

それなのに、この移民局の方による期限の入力間違いも多々あるんだとか。重要なのに間違われるって一体。。。

そして、実際、私も間違われていたんですよー!!!

不法滞在していることに気がついてすぐに日本へ戻り、ビザの再申請手続きをしてアメリカへ戻ってきたときの I-94 の滞在可能期間は、入国した日から3年後に設定されていました。

でも、そんなわけないの。なぜなら、今年の中旬にペティションの有効期限が失効するから!

これまた不思議なことに、ビザの期限が切れても I-94 の滞在可能期間がそれ以上にある場合は、その間アメリカに滞在していてOKなんですって。だからそういうことなのかなぁと思っていました。

しかし!先日イギリスへ1週間くらい行ってきたんですが、アメリカに帰ってきた時点で I-94 を確認したら、滞在可能期間はちゃんとペティションの有効期限に変更されていました。そうでしょう、そうでしょう。

、、、なんかさぁ、もやもやする。なんかねー。

と、いうようなこともあるので!ビザもパスポートも期間に十分余裕があると思っていても、アメリカに入国したら必ず I-94 を確認しておいたほうがよさそうです。もちろん移民局側の間違いの場合は、アメリカ国内で修正してもらえるそうなので、それほど心配しなくてもいいとは思いますが。

アメリカの滞在可能期限が気になった方は、↓のURLから今すぐご確認ください!
I-94 Website Travel Records for U.S. Visitors – Official Website of the Department of Homeland Security

はぁー。。。。。知らないって怖いですね。 知らないから調べようもなかったんだけどー 泣

無知な自分が悪いとはいえ、発覚したときには本当に焦りました。改めてアメリカでは自分は外国人なんだということを思い知らされた感じです。

次回は、L-2 ビザの再申請手続きについてまとめます。

ではまた後ほど!