【アメリカで永住権申請】 グリーンカードが届きました

welcome to the United States

こんにちは。mazeです。

ついに、ついに、

グリーンカードを取得しました!!

道のりは長かった気がする

待ってたんですよー、ホントに。

今年に入って、コロナ禍の影響が永住権の申請にも本格的にあらわれはじめ、インタビューが2回もキャンセルになりました 泣

さらには、グリーンカードや EAD の発行が外部印刷会社との契約終了&予算不足のため滞っているという話も聞いて、この宙ぶらりん感はいつまで続くんだろう、、、と、なんとなく落ち着かない日々を過ごしました。

だからといって、考えたって仕方がない。「なんとかなるさー」とは思うものの、それでも気になってしまう。

そんなときに、ふと小学生のときに丸暗記させられた「雨ニモマケズ」を思い出しました。このときの心情を宮沢賢治先生風に表現させていただくとこんな感じ↓

コロナ ニモマケズ
トランプ政権 ニモマケズ
インタビューノキャンセル ニモ 

リスケ(&再度ノ)キャンセル ニモマケヌ
丈夫ナ 精神ヲモチ
欲ハナク 決シテ瞋ラズ
イツモ シヅカニ ワラッテヰル …

ちょっと大げさですかねー💦でも、ただ待つしかなかったのですよ。

そして。

結果的に、必須のはずのインタビューがなかったんです。びっくりでしょー!!

永住権の申請を代行してくれていた会社からの情報で、最近はインタビューなしでもグリーンカードが発行されているケースがあると聞いてはいたんです。でも自分たちがその「ケース」に該当するのかどうかまでははっきりわからなかったので、あまり期待しないで待っていました。

それが9月に入ってすぐに、私の分の健康診断の結果と予防接種の記録(Form I-693)を送るようにという RFE(Request For Evidence)が届きました。これはもしかして!?!?!?と思いました。

「I-693 は、インタビューのときに持ってきてね」という Courtesy Letter を2月に受け取っていたのですが、その後インタビューが完全キャンセルに。4月に入ってから夫のgocha宛には、郵送で送るようにという RFE が届きました。このときに、私宛のリクエストはなかったんです。

予想どおり、9月末には Adjustment of Status(AOS:Form I-485)が承認されたというお知らせが届き、10月上旬にグリーンカードが届いたわけです。

Form I-485 case was approved

!!! yay (≧▽≦)/♪ !!!

我が家の永住権申請の概要

私たちのケースでの、大まかな情報を記載しておきます。

雇用ベースの永住権申請

  • 雇用主(夫のgochaが勤めている会社)がスポンサーとなって申請
  • 申請はアメリカ国内にて代行会社に委託
    → 卒業証明書や戸籍などの個人的な必要書類や、フォームへの入力は自分たちで行います
  • L1(妻: L2)ビザからの申請
    → 永住権申請中は、ほとんどの期間で1年以上の有効期限あり
  • カテゴリーは EB-2(Employment-Based 2nd)
    ※ カテゴリーの詳細な説明は、USCIS の Green Card for Employment-Based Immigrants のページにあります

申請の流れ

ここに記載する期間は、それぞれの申請に必要な資料を提出してから承認されるまでにかかった時間です。基本的に、次のプロセスまでの待機時間や、資料の準備に費やした時間などは含みません。

  1. 永住権申請準備(スキルセットの確認、規定給与の設定、人材募集、PERMアプリケーション提出まで):約11か月
    → PERM による Labor Certification Application の提出に必要な情報や資料を準備する期間としてまとめました。各段階の細かいタイムラインが今となってはよくわからないためです。すみません。。。そのため、こちらの期間には準備や待機時間を含んでいます。
  2. PERMアプリケーションの審査&承認:約2か月
  3. Form I-140(雇用主の審査用フォーム)の審査&承認:約1週間
    → Premium Processing で申請していただいたため、超特急で承認されました。
  4. Form I-485(申請者それぞれの審査用フォーム)の審査&承認:約1年
    → I-140 と I-485 は、同時に提出できました。
    → この間に、Biometrics Screening(指紋採取と証明写真撮影)や健康診断&予防接種の記録を取得しました。
    → インタビューは完全キャンセルとなりました。

上記の流れの中で、EAD と Advance Parole Document の申請を2回行っていますが、こちらからは割愛しました。

永住権申請開始からグリーンカード取得までの詳細な全スケジュールは↓のページでご紹介していますので、よろしければご覧くださいませ。

まとめページを作りました

このブログでは、2018年6月に開始した我が家の永住権の申請から2020年10月のグリーンカード取得までの出来事を記事にしてきました。それらの投稿をまとめた「アメリカで永住権(グリーンカード)申請」のランディングページを作りました。

追加でもうちょこっと関連記事を書こうと思っています。順次ランディングページもアップデートする予定です。

現在、まさに永住権申請中だったり、これから申請しようとされている方は、この不安定な状況とそれぞれのご事情で、不安や心配が降り積もっているんじゃないかと思います。

いろいろなことが刻々と変わっていて、私たちのケースにはイレギュラーなことを含むので、同じようなスケジュールで動いていらっしゃる方以外にはあまり参考にならないかもしれません。一例として、なにかしら、どなたかの一助になれば幸いです。